じねんじょの里だより

二十四節気 小満 (しょうまん)

麦の収穫、田植え、蚕の世話、(今はあまり見ませんが)作物や生き物が成長の節目を迎えると農家は活気に満ちあふれ、猫の手も借りたいほど大忙し、梅雨を前に麦は黄金色穂を揺らし、収穫のときを待っている、田んぼは田植えの準備に追われ(猫の手も借りたい)ほどの忙しさ、昔からこうして北農家はこの時期に限らず猛繁殖期は近所同士助け合う(結い)が今でも残りお互い様の精神が今も残っています、自然薯の所在地は栃木県の南部、絹村、、と言われるところにあり、蚕で繭を作り糸を紡ぎ絹織物を農家の副業としてきたところです、今もすぐそばは結城紬の産地、桑の木も多く残ります、自然薯のシンボルツリーも山桑の木、60年たった木で毎年桑の実を沢山付け元気を示します。