じねんじょの里だより

二十四節気 啓蟄

土の中で冬ごもりしていた虫たちが、穴を啓いて地上に這い出して来るころ、を(啓蟄)と呼びます、春の雷がひときわ大きくなることから昔の人は冬ごもりの虫たちが雷に驚いて這い出すと考え、春雷のことを(虫だしの雷)とな付けたりもした、まだ寒い日もありますが日は長くなり優しい日差しとさわやかな風は人も生き物も心を弾ませる季節を感じます、自然薯では井戸端の梅が満開で香りがたなびき、畑の菜花も咲き始め、葉野菜を勢いよく新芽を出し始めました、隣の畑の感動野菜をぜひ味わいにお越しください。

雨水と桃の節句

節分が過ぎ季節は雨水、いままで降っていた雪が雨に変わり山の雪が解け始め里の田畑を潤い始めると農作業の始まり、二十四節気、雨水は三月五日ごろまで、その間の三月三日は桃の節句、もともとは旧暦三月の最初の己の日、蛇の脱皮になぞり生まれ変わる心身に清める習わしがやがて女の子の健康を祈るひな祭りに変わったといわれています、雛飾り、桃の花、どれも日本の四季を感じさせる行事ですね、ここ数日の暖かさで梅の開花が進みました、桃の花はまだ蕾ですが明日には開きます、自然薯では食後にひなあられを一つまみ、畑の野菜と春を召し上がれ。

梅の花の開花と淡雪

今朝は昨夜からの雪がうっすらと積もっています、今朝は井戸端の梅が咲き始めました、もう春が間近いのでしょう、来月になったら畑もジャガイモの植え付けを始めないと、、、玉ねぎもこれから伸び始めます。

雪をかぶった野菜たち。

もう季節は雨水、雪に変わって雨になるとのことなのに今朝は小雪が舞っています、厳冬を過ごした野菜ですが滋味はむしろ増しています、土の下の野菜は季節柄身体を温める作用が強く、旬の役目を担います、今日の野菜は赤芯大根、あやめ蕪、人参、ブロッコリー、日の菜蕪、など滋味の増した野菜たち。

立春も過ぎました。

二十四節の立春も過ぎ旧暦ではまた新しい年の始まりになりました、初候、はるかぜこおりをとく、東からの暖かい風が厚く張り詰めた氷を溶かし始めるころとあります、もお春の気配が感じるようです、これから三寒四温が始まりじょじょに春めいてくるようです、井戸端の梅も蕾の先が赤く色付始めました。

名残雪の畑

大雪の雪が畑にのこり、まだ野菜たちが頬かむり、しばらく解けません、来週はもう節分で立春、春が近くにありますが

寒さは続きようです。

大寒と三寒四温

もう大寒、冷たい空区におもわず身体がちじむ季節、道端の土に霜柱は白くたっている、寒さはとても厳しいが太陽は少しずつ力強さを増す、生き物たちは敏感に春の気配を感じとり目覚めの準備を進めるようだ、この時期 三寒四温 寒い日が三日のあとに暖のひが四日、と寒暖を繰り返し季節は春にむかう。

小寒、正月も明けました。

正月も7日はやいですね、二十四節気、小寒、新暦では正月ですが旧暦はこれから、小寒とは寒さの本格はこれからの意味です、(小寒の氷大寒に解く)と故事にあるように(寒の入り)を迎え寒さが一層深まります、正月四日、恒例のちびっこ新年会、、餅つきと書初め、元気な声が響きます。

もうすぐ冬至

大雪も末候、、(さけの魚群がる)海で育った鮭が産卵のため川に遡上するころ、地元の河 思川でも遡上がみられ孵化の為捕獲されます、

今年は寒さが早いように感じます、今朝はマイナス二度、表の蛇口は凍りました、今年の自然薯も堀はじめ昼のメニューに袋煮でお出しまじめています、それにピクルスも、旬野菜は16種の摘み野菜(和製バーニャカウダー)で、小鉢は干瓢、白和え、おから煮、ピクルス、焼き野菜は舞茸、南瓜、安納芋、ブロッコリー、煮ものは車麩、こんにゃく、高野豆腐、ニンジン、メインは自然薯の袋煮、サラダは隣の畑のルッコラ、エンダイブ、水菜、サラダほうれん草、赤白菜、34種の野菜で作ります、野菜の五味を堪能ください。