じねんじょの里だより

9月3日 秋分末候 水始めて涸るる 

田から水を抜き、稲刈りに取りかかるころ、旬の野菜、銀杏、旬の草木 金木犀、もう柿のの季節、農家さんの富有柿、塩漬け用の青紫蘇、ようやくうなった隣の畑、ようやく直した看板。

9月28日秋分 次候 蟄虫戸を坯す、すごもりのむしとをとざす

虫が隠れて戸を塞ぐころ、候の言葉、中秋の名月 、、旧暦の八月十五日の満月は、中秋の名月、ちょうど里芋の収穫に当たり芋名月と呼び、豊作への感謝を込め芋をお供えする習わし。昨日の大勢いらしたお客様のお昼、旬の野菜の五味皿と盛り籠です。

9月20日 白露 玄鳥去る(つばめさる)

ツバメが南に帰るころ。ちょうど秋の彼岸、鶏頭のの花が咲きます、店の隣の畑、ようやく定植と播種が進みます、まだ5日なのにもう芽が出ました、蕪、アブラナ、苗植えのブロッコリー、リーフレタス、イエロー人参、赤大根、ほうれん草、まだ足りません、、今週もまた台風合間の作業は遅れ気味。

9月12日 白露、鶺鴒鳴く

鶺鴒が鳴き始めるころ、イザナミとイザナギに男女の交わりを教えた鳥、恋教え鳥とされています。 旬の果物、梨、秋の七草、萩、葛、藤袴、撫子、オミナエシ、桔梗、ススキ、今朝は秋らしい空と心地よい風の朝です、ようやく秋になりそうです。

9月7日 白露 草に降りた露が白く光って見えるころ

今日はまだ残暑が残る日のようです、季節は巡り変わりの日々、今年の秋はすでに来ているようです、夜の虫の声、日の下の蝉も変わり真夏の声ではなくなりました、秋の一皿 おやまぶたの丼、を限定で、、、夏バテ回復の ヒトサラ、、。

8月29日 処暑次候、天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)

ようやく暑さが収まりはじめるころ。と記し、夏の気が落ち着き、万物が改まる時期とされます。 花梨に加えガーコが家族に加わりました、気持ちよく水浴び、、今朝はまだミンミン蝉が盛りです、さすがに朝晩は心地よい気温ですね、コリンキーがいきよいよく伸びています、万願寺唐辛子も赤く色づき甘くなりました。

8月25日 処暑 (しょしょ)暑さが少しやわらぐころ

初候 綿のはなべ開く (綿の実を包む萼が開くころ)候の言葉 綿花 旬の果物 スダチ 今日は朝の気温がめっきり涼しく感じられました、昨夜からは虫の声がうるさいように聞こえます、もう秋の気配、畑の手入れを急がねば、、、。

8月22日 立秋 末候 蒙霧升降す(のうむしょうこうす)深い霧が立ちこめるころ。あかいめだまのさそり、ひろげた鷲のつばさ、宮沢賢治星巡りより

候の言葉、旱星 ひでりぼし 八月の夜空には、かって豊作を占った星があります。赤く輝く旱星と呼ばれる星。火星、牛飼座のアルクトウルス、蠍座のアンタレス。アンタレスは赤く輝くほど、その年は豊作になると言われたそうです。 毎日集中雷雨、異常な天気ですが、人間が変えた環境に人は鈍感になりつつあります、とても怖いですね、もっと大きな異常がなければ良いのですが、、、。