候のことば、畑仕事の目安になる七十二候に、かまきりが登場するのはなぜでしょう?稲や野菜に手をつけず害虫を捕まえてくれるからかもしれません、とはいえそんな人間の都合はおかまいなしに蟷螂は蟷螂の生態があるだけです、おれのこころもかまもどきどきするほどひかってるぜ、、工藤直子 おれはかまきり より。今週から裏のタケノコが盛んに生え始めました、一部は花梨の食事、いただいたブルーベリーも実をつけました、ベランダ越しのグミも色つき。
じねんじょの里だより
6月1日土曜日 小満 末候 麦秋至る (ばくしゅういたる)
麦が熟して収穫する頃。実りの季節を、麦の秋と呼びならわしました。旬の兆し 麦嵐 むぎあらし 刈り取りを待つ麦畑は、一面黄金色、そんな麦秋の時期に麦の穂を揺らし、吹き渡ってゆく風を麦嵐、または麦の秋風と言います。自然薯の裏のタケノコ 真竹のタケノコ、今週から一皿に、、、畑のハーブで作ったハーブ水もどうぞ。
五月30日 小満 紅花栄う (べにばなさかう)
紅花が一面に咲く頃、黄色い花を咲かせ、紅の染料となる紅花、古くは和名を呉藍(くれあい)と言う、中国の呉の国から来た藍色という意味そこから転じてくれない(紅)となったようです。今年の気象は異常気象、
赤大根が大きくならず花が咲いてしまいました、野菜たちも異常を感じているのでしょう。赤大根、夏白菜、の花。コモンセージ、チャイブの花、人参の花。
5月25日 小満 初候 蚕起きて桑を食う
蚕が桑の葉をいっぱい食べて育つ頃。旧暦の四月には、木の葉採り月という別名があります、蚕のえさである桑野はを摘む頃という意味です、 まゆひとつ仏のひざに作る也 小林一茶 毎年実るグミ
入り口の桑も赤い実をつけ始めました、山椒の実 ガクアジサイも花模様。
5月23日 小満 (しょうまん)
小満とはいのちが次第に満ち満ちていく頃、草木も花も、鳥も、虫も、人も、日を浴びて輝く季節。今日の野菜たち、もう夏の日ざしの木曜日。
5月16日 立夏 次候 蚯蚓出ずる (みみずいずる)
蚯蚓が土の中から出て来る頃、土を肥やしてくれる、田畑の隠れた見方です。候の言葉、母の日 旬の果物 イチゴ 旬の魚介 イサキ 旬の野鳥 ホオジロ 旬の行事 長良川の鵜飼い、
おもろうてやがて悲しき鵜飼いかな、松尾芭蕉 ジャム用ルバーブとクレマチスの花 穏やかな日。
5月11日 穏やかな土曜日 昨夜の一皿
昨夜の一皿、タケノコのバター醤油焼き、右は日光サーモン、左はプレミヤムトマト、ハーブはルッコラ、イタリアンパセリ、チャイブの蕾み、オルガノ、ヤロー、ミント、食用花のポリジー、ビオラ、ソースはキュウイ、、
5月11日 立夏 初候 蛙始めて鳴く かえるはじめてなく
旬の野菜 にんじん、免疫力を高めるカロテンたっぷりなのがにんじんのうれしいところ、ただアスコルビナーゼというビタミンCを壊してしまう成分があるので、加熱するか、生で食べる時にはお酢と一緒に食べると良い、旬の花 藤 4月の終わりから5月の始めにかけて、花開き出す藤は、万葉の昔から人の心を惹き付けてきた。
大地のかほり 農業日記 5月6日かんぴょう苗定植
去年より一週間早く定植、今年は加工工場の前を圃場にし、移動を少なく計りました、また剥かないかんぴょうに挑戦です。堆肥場は馬糞と落ち葉と米ぬか、これを完熟させて使います。
5月4日 穀雨 末候 牡丹華さく ぼたんはなさく
牡丹の花が咲き出す頃、中国では牡丹の花は花の王様というほど愛でられてきました、候の言葉 八十八夜 立春から数えて八十八日目の夜、もうすぐ初夏を迎える時期 米という次は八と十を重ねてできあがることから演技のよい農の吉日とされています、茶摘みの季節でもあり八十八夜に積んだ茶葉は長寿の薬とも言われたそうです。垣根のお茶の新芽とうどの新芽